troutriver 鱒幸庵

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キネヤカボスフライリール追加販売

おかげさまで、前回あっという間に完売した、キネヤカボスリールですが、、、ダメ元でキネヤさんに追加製作をお願いしたところ、引き受けてくださり、6台再入荷しました!現在キネヤのマイスター、奥居さんは、気分が乗った時だけ自分が作りたいものだけを作るという仕事スタイルを貫いているため、欲しい製品を注文しても何時になるか、作ってもらえるのかは正直わからない状況です。そんな中、ありがたやありがたや~これでまた鱒幸竿+カボスリールの組み合わせを推奨できます(喜)というわけで、今回は6台。鱒幸竿オーナー様優先販売です。そうでない方は予約のみ承り、2ヶ月後に残った分を先着順で販売します。お1人様1台とさせていただきます。商品説明キネヤ スライスドカボス(ナロースプールタイプ)オールブラススプール直径56mmスプール幅19mm重量123gハンドル色=マーブル模様スエード製ポーチ付き価格消費税込41800円※ラインキャパはDT3以下。#3はハーフカット推奨。※クリックは右手巻き設定ですが、バネを裏返しにすれば左巻きになります。※因みにレギュラーカボスとの違いはスプール幅だけです。レギュラースプール幅25mm(DT#4ノーバッキング)重量135g。※小さなリールにもかかわらずミッドアーバーで、バッキングなしでも巻き癖がつきません。通気性が良いスケルトンタイプなのでシルクラインにも好適です。※カボスリールについて詳しくは、前回の投稿をご参照ください。

キネヤカボスリール販売

念願叶ってキネヤさんにカボスリールを作ってもらいました♪私はかねてよりこのブラス製リールの大ファンで、最初に竹竿を作った時からずっと、鱒幸竿はカボスが一番似合う様にと意識してデザインしてきました。リールシートにブラス(真鍮)の金具を使うのもそのためです。真鍮は金属なのに温かみがあり自然素材に馴染みます。使い込んだ経年によるくすみは落ち着きがあり、渋く味わい深いものです。こういう道具は写真に入れると、しっとりとした日本の渓魚を一段と引き立ててくれます。このリールはクリックの音と感触がまた素晴らしい。青銅バネの上品でしっとりした音色感触は世界一であると断言します。鱒幸竿のオーナー様方にも事あるごとにカボスリールをセットで使うようにと布教してきましたが、生憎市販されなくなって久しいため、入手し辛くなっていました。中古価格も高騰しています(僕のせい?w)そこでキネヤのマイスターに製作を懇願することン年?の歳月を経てようやく仕入れを実現しました。とはいえ当方は零細工房ゆえ、どれだけ需要があるかも分からず、恐々と6台だけ。しかも1台は自分用だしwというわけで、5台のみの限定販売です。追加生産の有無はマイスターの気分次第なので、今後の事は分かりません。先に述べた様ないきさつなので、条件付きにさせてください。・3番以下の鱒幸竿オーナー様・3番以下の鱒幸竿とセットで注文・上記を優先し、残ったら一般販売商品説明キネヤ スライスドカボスオールブラス(ナロースプールタイプ)スプール直径56mmスプール幅19mm重量123gスエード製ポーチ付き価格消費税込41800円※ラインキャパはDT3フルラインがギリギリ巻けますが、ライン噛み込み必至なので半切り+バッキングを強く推奨します。サイズ的な事情から4番以上の竿は対象外としました。ご了承ください。ちなみにレギュラーカボスはスプール幅25mm 重量135g#キネヤ #kineyacavous #flyreel #kineyaflyreel #カボス #cavous #鱒幸 #鱒幸竿 # # #flyfishing #フライフィッシング #bamboorod #バンブーロッド #竹竿 #flyrod #フライロッド #遠野 #岩手

竹フェルールのひみつ

僕が作るのは、故 中村羽舟師に教わった竹フェルール(後期型)羽舟さんが世界で初めて考案し、世に広めたものだ。バンブーロッドが到達した一つの究極の姿ではなかろうか。強度を不安視する向きもあるようだが、同様に竹で作られ継口を絹糸巻と漆で補強する和竿は何百年も作られ続けているのだ。十分に実用に耐える何よりの証拠であろう。僕が作り始めて10年以上になるが、これまで壊れたことは一度もない。(僕は耐久性を上げるためフェルールの長さを羽舟さんよりいくらか長くしている。羽舟さんのは極限の小ささだ)竹フェルールの良さはアクションと外観の一体性、連続性、美しさにあると思う。途中に別素材の異物が介在せず、軽く、柔軟で、ブランクの運動、曲がりを妨げず、外見上も含めて、あたかもティップからバットまで一本の竹でできているかのようだ。何しろブランクと同一の竹からフェルールも作っているのだから、実際に一本の竹でできているようなものだ。繊細で柔らかな真竹竿では特に竹フェルールの特徴が活きると思う。外見的にも繊細でスッキリしていてシンプルで美しい。ブランクの先から元まで竹繊維の自然素材の模様が連続して途切れる事がない。その美しさを阻害しないためにも補強も透明な絹糸のラッピングで仕上げてある。鱒幸竿ではこの特徴を最大限引き出すために、ガイドラッピングも全て透明なハニーラップのみで統一し、途中の繊維の流れを分断しないコスメとしている。①竹フェルールの製作。オス側を細かく計測してぴったりサイズのメス(6角チューブ)を作る。基本的にオスを後で削って摺合せることはしない。予定のアクションと変わってしまうといけないので。精度が命。1コ作るのに1日がかり。②今作っている竿は竹フェルール3Pの2番。新規のテーパーを採用。面白い竿になるはず。#竹フェルール #真竹竿 #竹割り # #鱒幸 #鱒幸竿#鱒幸庵 #花鳥風月 #山ノ神 #唯我独尊 #渓仙 #flyfishing #フライフィッシング #bamboorod #バンブーロッド #竹竿 #flyrod #フライロッド # #岩手 #遠野