竹フェルールのひみつ
僕が作るのは、故 中村羽舟師に教わった竹フェルール(後期型)
羽舟さんが世界で初めて考案し、世に広めたものだ。
バンブーロッドが到達した一つの究極の姿ではなかろうか。
強度を不安視する向きもあるようだが、同様に竹で作られ継口を絹糸巻と漆で補強する和竿は何百年も作られ続けているのだ。十分に実用に耐える何よりの証拠であろう。僕が作り始めて10年以上になるが、これまで壊れたことは一度もない。
(僕は耐久性を上げるためフェルールの長さを羽舟さんよりいくらか長くしている。羽舟さんのは極限の小ささだ)
竹フェルールの良さはアクションと外観の一体性、連続性、美しさにあると思う。
途中に別素材の異物が介在せず、軽く、柔軟で、ブランクの運動、曲がりを妨げず、外見上も含めて、あたかもティップからバットまで一本の竹でできているかのようだ。
何しろブランクと同一の竹からフェルールも作っているのだから、実際に一本の竹でできているようなものだ。
繊細で柔らかな真竹竿では特に竹フェルールの特徴が活きると思う。
外見的にも繊細でスッキリしていてシンプルで美しい。
ブランクの先から元まで竹繊維の自然素材の模様が連続して途切れる事がない。
その美しさを阻害しないためにも補強も透明な絹糸のラッピングで仕上げてある。
鱒幸竿ではこの特徴を最大限引き出すために、ガイドラッピングも全て透明なハニーラップのみで統一し、途中の繊維の流れを分断しないコスメとしている。
①竹フェルールの製作。オス側を細かく計測してぴったりサイズのメス(6角チューブ)を作る。基本的にオスを後で削って摺合せることはしない。予定のアクションと変わってしまうといけないので。精度が命。1コ作るのに1日がかり。
②今作っている竿は竹フェルール3Pの2番。新規のテーパーを採用。面白い竿になるはず。
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